【折鶴アートデザインプロジェクト】前原高校創立70周年記念、白い折鶴に込められた想い。
沖縄県立前原高校(以下前原高校)は今年、創立70周年を迎えた。昭和20年(1945年11月)に開校し戦後70年間、沖縄の復興と共に歴史を歩んできた。そして今年大きな節目を迎え、「平和の尊さを未来へ継承」というメッセージを社会へ発信するべく、前原高校では新たに「折鶴アートデザインプロジェクト」を発足。生徒会を中心に、2万3千羽の折鶴を全校生徒、全職員、関係者で制作する予定だ。そしてこのプロジェクトでは制作したアートデザインをより多くの人へ届けるために県内新聞への掲載を予定。その掲載料などに使われる資金を、寄付金(一口3千円)として沖縄県内の方や前原高校に縁がある方を中心に募集している。
▼寄付金に関する詳細はコチラから(サイト内「70周年記念」)
沖縄県立前原高等学校Webサイト
折鶴アートデザインプロジェクトに込められた想い
生徒たちは平和への希望として、創立から今日までに前原高校を卒業し地域の歴史をつくってきた2万3千余の卒業生へ感謝の気持ちを込めて折鶴を折る。そして、真っ白な折鶴は清潔さや平和の尊さのイメージを表現した。
上原校長は「生徒が中心となって関わることで、生徒に前原高校と戦後70周年の歴史を伝えること、そしてそれぞれの記憶に残る取り組みがこの折鶴アートプロジェクトとなっている。」と語った。
創立70周年記念事業推進委員会副会長
前原高等学校校長 上原 昇
元校長であり、同窓生を代表して具志堅氏は「生徒会の子どもたちが中心となり、学校全体を盛り上げるために努力し成長している姿が頼もしい。」と語った。
前原高等学校同窓会 副会長
具志堅 侃
作品制作の中心になる生徒たち
戦後間もなくこの前原高校が創立されたことについて、副会長の前代君は「戦後すぐに教育ができる場所ができたということで、反対の意見もあったと思います。今こうして70周年を迎えることができて良かったです。」と語った。
生徒たちを中心で制作された2万3千羽の折鶴アートデザインは、寄付金を活用し新聞広告でのメッセージ発信を予定している。(※寄付金が70万円を超えた場合のみ実施)
前原高等学校生徒会
会長 知念優衣(中) 副会長 桃原明日香(左) 副会長 前代賢太(右)
▼折鶴アートデザインプロジェクト寄付金募集要項(一部抜粋)
※詳細は前原高等学校のWebサイトをご確認下さい。
□寄付金目標:460万円
(使途)
(1) 新聞広告掲載料(沖縄タイムス200万円、琉球新報200万円)
(2) 新聞広告デザイン制作料(50万円)
(3) その他(10万円)
□寄付金振込
口座名義:前原高等学校創立70周年記念事業 推進委員会 会長 比嘉 勝
<お振込み機関>
琉球銀行具志川支店 (普)740372
沖縄銀行安慶名支店 (普)182402
※前原高等卒業生の方は、卒業期の数字を指名の末尾に記入するようお願い致します。
詳細はコチラから
沖縄県立前原高等学校Webサイト
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