僕には、アンパンマンとして生きる道もある。沖縄県北谷町美浜のハロウィンコンテスト2013レポート

てぃーだニュース編集部

2013年11月02日 18:12



何のために生まれて、何をしていきるのか?

貴方の生きる道はなんですか?

こんにちは、てぃーだニュースのミチノリです。

自作したアンパンマンに扮して、北谷町美浜で毎年開催されているハロウィンイベントに出陣してきました。

2013/11/01


これを読んだ貴方も、生きる道について考えてみて頂ければと思います。
というわけで、まずは受付を行います。

北谷町美浜のハロウィンイベントでは、事前エントリーと当日エントリーがあります。

ささっと、受付をすませましょう。



名前を書いて、コスチュームテーマを伝えるだけでOKです。



美浜についたのが4時半ごろですが、ハロウィンコンテストが始まるのは夕方の六時です。

それまでの間は、会場付近で、アンパンマンとしてブラブラしようと思います。

いざ。



変身。

それいけ、アンパンマンです。

さっきまでの僕は仮の姿をしていました。

この瞬間から、僕はアンパンマンとして今日を過ごす事になります。



この姿になった時の最大の問題点は、前が見えない事です。

わずかに開いた口の部分からは、ほとんど前が見えません。

ただの空気穴程度です。

あと、中で声を出しても、外の人に聞こえないという問題もあります。

外の音は聞き取れますが、視界は無く、外部へと声が届けられない状態です。

アンパンマンになった瞬間に、僕の友達は愛と勇気だけになります。



イベントで人の多い美浜にて、僕だけ完全に孤立しているのです。

「どうする?」と少し考えます。



前も見えずに、声も出せない。



とりあえず、現状を受け入れる事にしました。

まわりから子供の声もするので、ここで人間の姿になるわけにはいきません。

覚悟を決めて、じっとしておきます。



顔がぬれると力が出ません。

横雨があったので傘をかぶります。



彼の瞳にうつるものは何でしょうか?



前が見えないため、ぶらつくことも諦めました。

移動が出来ないので、とりあえず雨宿り出来る場所でジッとしておくことにします。



遠くから見ても目立ちますね。

さすがは、アンパンマン。

この記事を読んで、「あっ、あの時のアンパンマン!」と思った貴方。

そうです、僕がアンパンマンです。



どこにもいけず、しばらく立ち続けます。

すると、どうでしょう。



思った以上に、アンパンマンが人気。

ただ立っているだけですが、結構な人から「写真いいですか?」と求められます。

5日間もかけて作った成果が出ました。



他のハロウィン参加者とも記念撮影です。

っが、僕はまわりが見えていないので、どんな方々と写真を撮ったのかが分かりません。

一緒に参加したスタッフから見せられて、はじめて知った事がたくさんあります。



僕の目の前では、こんなハプニングも発生していたようです。

しかし、僕は美浜で一人、ずっと目をつぶっているような状態です。

周囲の楽しそうな声だけが聞こえてきます。



こんな凄すぎるコスチュームの方もいたのですね。

知りませんでした。



これには衝撃を受けました。

僕の隣で、こんな美人が雨宿りしていたなんて。

後になって悔やみます。

アンパンマンになってから一時間弱ほど、立ち尽くしていましたが、ハロウィンコンテストの集合時間になったので、移動します。

この時点まででも、多くの方と写真を撮ったように感じます。



一人じゃ移動出来ないので手を引いてもらいます。



集合場所にて、しばらく待ちます。

ここでも、色々な方と写真を撮りました。

声をかけて頂いた皆さん。

ありがとうございます。



そして、いよいよコンテストスタート。

僕はエントリーナンバー26番です。

多くの参加者が完成を浴びるなか、いよいよ僕の出番です。



北谷町美浜にアンパンマンが降臨しました。

全てはこの瞬間のために、僕はアンパンマンになったのです。



司会の方から、いろいろと話をふられたので返答をしているのですが、外に声が出ないため、ずーっと黙っている形になりました。

司会の方、すいませんでした。

答えようと思っていたのですが、無理でした。



結果として、一言も話せませんでしたが、僕のステージは終わりました。



今までの人生の中で、こんなにスポットライトを浴びた事があったでしょうか。

いえ、これは僕が浴びているわけではありません。


アンパンマンだからこそ、浴びているのです。




ステージを降りたら、ブルーカーペットを歩いていきます。

っが、前が全く見えません。



スタッフのタマヨセ君に手を引いてもらいながら、歩いていきます。



カーペットを歩いたのち、しばらくの間、後方で待っていると、多くの方から写真を求められました。



美浜の象徴、観覧車をバックにしみじみと思います。



アンパンマン、写真撮って!



アンパンマン、お願い!


アンパンマン。


アンパンマン。



アンパンマン。



アンパンマン。




アンパンマン!



アンパンマン!





そうだ、僕はアンパンマンなんだ。


愛と勇気を友達として、みんなを笑顔にしていくヒーロー。


そうだ、アンパンマンなんだ。



僕の生きる道は、アンパンマンなのかもしれない。

何となくで出場したハロウィンイベントを通じて、自分の生きる道が得られたかもしれません。



何が君の幸せですか?



また、来年も出たいなと思います。


以上、てぃーだニュースでした。


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