2024年10月07日 17:00
早速ですが、沖縄の代表的な柑橘「シークヮーサー」を使ったチューハイがあると伺いました!
はい、ございます!
サントリーの-196無糖〈ダブルシークヮーサー〉には、沖縄県産のシークヮーサーが使用されているんです
独自の“-196℃製法”によって作られる-196シリーズは、飲んだ瞬間の「力強い果実感」ともう一口飲みたくなる「飲みごたえとすっきりさ」が特徴。
〈ダブルシークヮーサー〉は今年の3月に発売し、日本全国で販売されています。
沖縄県産のシークヮーサーを使用したチューハイが、期間や地域限定ではなく、全国で販売されるレギュラーの商品になったのは県民としても誇らしい気持ちです
レギュラー商品にできたのも、シークヮーサー農家さんや流通に関わってくれる方のおかげなんです。
今日は農家さんと共に沖縄のシークヮーサー生産を支えるJAおきなわの柑橘担当・比嘉さんにも来ていただきました。
そもそもシークヮーサーについてよく知らない方も多いと思います。比嘉さん、今日はシークヮーサーのこと、色々教えてください!
はい、よろしくお願いします!
そもそもシークヮーサーってどんな果物なんでしょうか?
シークヮーサーは沖縄在来の柑橘として、昔から沖縄の人々に親しまれている果物です。和名では「ヒラミレモン」と呼ばれていて、シークヮーサーという呼び方は沖縄の方言です。
「シー」は方言で「酸っぱい」、クヮーサーは「食べさせる」という意味です。
沖縄県内ではどのくらいのシークヮーサーが生産されているんでしょう?
大宜味村や本部町、名護市など北部に生産農家さんが多く、JAおきなわで把握しているシークヮーサー農家さんは750名くらいです。
年間1,500〜2,000トンのシークヮーサーが収穫されています。
シークヮーサーは苗を植えて5年くらいで収穫が可能になります。通常、1本の木から最初は40kg程度、20年育てると200kgほど収穫できるようになるんですよ。
1本の木から200kgは圧巻ですね・・・
シークヮーサーは表年と裏年※があり、今年(2024年)は表年です。昔はもっと表と裏で収穫量に差があったのですが、農家さんの努力のおかげで今年は約1,600トンと安定した収穫量でした。
シークヮーサーって、健康に良いイメージがあるのですが、どんな特徴や魅力があると思いますか?
私が思うシークヮーサーの一番の特徴、そして魅力は、独特な酸味と香りです!
代表的な柑橘であるレモンやライムより苦味が少なく、強い酸味ながらもスッキリとした後味でフルーティーな果実感も味わえます。香りもとても爽やか
また、ビタミンC・ビタミンB1/B2などのビタミン類のほか、カリウムやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富。特にポリフェノールの一種である「ノビレチン」は有名ですよね。
ノビレチンは血糖値や血圧を抑制する働きがあるとされていて、糖尿病や高血圧への効果が期待されています。健康志向が強くなっているこの時代にぴったりの柑橘だと思います。
比嘉さんはシークヮーサーのお気に入りの食べ方、愉しみ方はありますか?
そうですね・・・私の定番はお酢の代わりにシークヮーサー果汁を使うことでしょうか。
酢の物などにお酢の代わりに使用すると、酸味のほかに香りも愉しめて、とてもサッパリいただけます。また、刺身を食べる時にも醤油とシークヮーサーを合わせて食べるのが好きですね
食欲をそそる独特の酸味、料理との相性もばっちりですよね!
シークヮーサーの魅力について、比嘉さんにお伺いしましたが、サントリーさんは商品開発をするにあたり、シークヮーサーを選ばれた決め手などはありますか?
レモンのように「柑橘系」であることは重要です。
チューハイを飲むシチュエーションとしてご家庭や飲食店などでお食事と愉しまれる方が多いので、揚げ物や炒め物などで脂っぽくなったお口を爽やかにウォッシュアウトできる柑橘系フレーバーは欠かせないんです。
中でもシークヮーサーは沖縄の「明るさ」みたいなものを感じるので、個人的にもすごく推したい柑橘でした。
-196無糖のダブルシークヮーサーは今年(2024年)の3月に定番として発売しましたが、今はレモンに続いて2番目の売上規模がある人気フレーバーなんですよ!
えー!シークヮーサー味ってそんなに人気なんですね!レモンの次というと、本当に定番になっているんですね。
そうなんです。
定番商品として通年販売するあたり、酸っぱすぎない味わいとフルーティーな果実感を残し、どの季節に飲んでも美味しく和洋中さまざまなメニューに合う味わいを目指しました
沖縄で愛されるシークヮーサーが全国でも支持されているのは、とても嬉しいですね!
この商品名にある「ダブルシークヮーサー」とはどういう意味ですか?
よくぞ聞いてくれました!!!
この「ダブル」というのが皆さんに知って欲しいポイントなんです。商品名にもある「-196」これは、当社独自の“-196℃製法” で使用する液体窒素の沸点を表しています。
-196無糖〈ダブルシークヮーサー〉は極限まで低い温度でシークヮーサー果実を皮も丸ごと瞬間凍結し、サラサラのパウダー状に粉砕。
それをウォッカに漬け込んだもの(漬込酒)をベースに、さらにシークヮーサー果実をプラスしています。だからダブルなんです。
このダブル製法にするとシークヮーサーの味が濃くなるんですか?
濃いというよりも、リアルという表現が近いかなと思います。
ベースの漬込酒にシークヮーサーが丸ごと入っているため、後からプラスした果実との馴染みがよく、よりフレッシュでリアルな香りの果実感を残した味わいに仕上げました。
なるほど。だからこの-196無糖〈ダブルシークヮーサー〉は搾りたてのシークヮーサーのような香りがするんですね!
小副川さんはどんな食事と合わせますか?
爽やかな飲み心地で甘くないので、揚げ物や魚料理などに合わせるのが好きです。
沖縄料理も好きで、ゴーヤーチャンプルーやもずく天ぷら、海ぶどうなどにも良いですね!ラフテーなどのコッテリとした豚肉料理にも相性が良いと思います
無糖だから脂っこいものを食べる時の罪悪感もスッキリしそうですね!笑
これから寒くなる季節、鍋料理やおでんにも合いそうです。沖縄の皆さんにも色んな組み合わせを試していただきたいです
-196無糖〈ダブルレモン〉ALC.4%は、先ほど紹介した当社独自の“-196℃製法”によって、丸ごとレモンを感じるリアルな果実感と、アルコール度数4%の軽やかな飲み心地がお愉しみいただけます!
ほどよいアルコール度数で、普段の食事にも合わせやすそうですね!