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【悲報】宜野湾市に住んで4か月、早くも引っ越すことになりました

【悲報】宜野湾市に住んで4か月、早くも引っ越すことになりました
ある日の晩。
リビングでひとり食事をしていたところ、シェアハウスの家主が帰宅した。
豚の生姜焼きをモシャモシャ頬張る私に、彼はこう告げる。

「あ、年内か年明けくらいにココ引っ越すと思います」


フリーライター真崎 想定外の引っ越しに唖然とする様子



うっそーん。しれっと大ニュース。

入居してからたったの 4 か月。
まさかこれほど早く転居を迫られることになるなんて、完全に想定外だった。


移住時の家さがしを振り返る



2016 年 6 月 4 日。
私は東京を飛び立ち、縁もゆかりも思い出すらもほぼ皆無な沖縄に移住した。

移住前の視察もほぼせず、沖縄の土地勘も知識もゼロ。当時の貯金は 5 万円ほどで移住した時点で居住先も未定だったため、東京にいる友人各位からは「お前は本当に人生なめてるよね?」と言われた。そんなことないです。


いくら計画性のない私とて、住居について少しくらい考えていたことはある。
具体的には以下 3 点。

■シェアハウスがいい
東京でも気心知れた友人たちと 5 人でシェアハウスをしていた。独り身フリーランスという孤独属性な私が楽しい東京生活を送ってこられたのは、紛れもなくシェアメイトたちのおかげである。もう一人暮らしには戻れない。同棲するようなパートナーも引き続き行方不明。必然的に候補はシェアハウス一択になった。

■家賃はすべて込み込みで 4 万以内
私は「食事」「遊び」で遠慮なくお金を使いたいタイプで、「固定費(家賃や通信費)」「移動費」は多少不便でもできる限り安く済ませたいと思っている。池袋時代の家賃は毎月 6 万円。東京では安くとも私には高い。本音を言えば「どなたか、ダメな私に家をください」だけど無理だったので、許容ラインを 4 万に定めた。

■場所は那覇あたり
移住を決めたとき、沖縄で友達と言える友達はたった一人しかいなかった。まずは人との繋がりを増やしたい。そのためには人の多い場所に住みたい。だったら沖縄最大の都市・那覇市がきっとベストに違いないと思った。


移住前に「シェアハウス住人募集サイト」を見漁る。幸い他の地方に比べて沖縄にはシェアハウスが多かった。家賃と立地を見ながらいくつかの物件をピックアップする。内覧の予約もバッチリ。素晴らしい計画性である。


住む気マンマンだった那覇の街は…



そして、いよいよ沖縄上陸の日。

那覇空港に降り立ち、那覇の物件を内覧するためにバスに乗り込む。降りる。そして、固まる。


那覇市の様子



「あれ、東京?」

大きなビルが立ち並び、人がたくさんいて、車がビュンビュン走っている。シーサーがいなければ池袋のサンシャイン通りとパッと見あまり変わらない。那覇の街は、私が想像する 500 倍は大都会だった。


友達づくりのために都市部がいいと思ったけど、これはちょっと都会すぎるかもしれない。せっかく消耗し切った東京を離れて沖縄に来たのだから、もうちょっとのんびりした場所でもいいな。

そう感じて、結局那覇は早々に候補から外した。


「で、どこ住もう」


フリーライター真崎 露頭に迷いかける



いきなり露頭に迷いかけた私を救ったのは、沖縄に住むたった一人の友人。彼女が昔住んでいたシェアハウスを紹介してくれた。

場所は沖縄中部・宜野湾市。
小高い丘の上あたりにある 3 LDKの新築マンション。光熱費や駐車場も入れて、家賃は 3 万 8 千円。ギリギリ許容範囲内。近くにはスーパーや飲食店も多く、少し足を伸ばせば琉球大学やコワーキングスペースなんかもある。那覇ほどではないが、学生や年の近い社会人も多く住んでいるようだった。


特に迷う理由もない。

その家に住むことにした。


本当に、いい物件だったんだ…



宜野湾市、そしてこのシェアハウスは、私にとって総合的に「ちょうどいい」場所だった。

シェアハウスに住むのは、家主を含めた男性 2 名と私。「逆ハーレムやん」「テラスハウスやん」とも言われるが、想像される色恋展開や不埒な過ちは起きていない。生活リズムがバラバラなので、シェアハウスというより一人暮らし× 3 くらいの感覚である。ワイワイ楽しい雰囲気ではないが、家にふと話しかけられる人がいるのはやっぱり良い。

宜野湾市から那覇までは車で 30 分ほどと意外に近い。北にも南にも出やすく、都会過ぎない絶妙な栄え方も私のツボを押さえている。宜野湾市に住む仕事関係者もわりと多く、いっしょにカフェで作業したり遊びに行ったりするような友達も増えてきた。


この地で、ようやく安定した生活を送り始めた矢先だった。

だから


【悲報】宜野湾市に住んで4か月、早くも引っ越すことになりました



こんな顔にもなるよ。


慌てて「シェアハウス住人募集サイト」を見るが、宜野湾市で目ぼしい募集はない。というかもう全体的にめぼしくない。中には「家賃ゼロ!」で 40 代男性とふたりで住む物件もあったけど、さすがにちょっと勇気出ない。


あと 2 ~ 3 か月の間にやってくる、強制的な引っ越しタイム。

宜野湾市か中部あたりで、今以上にしっくりくるシェアハウスを私は見つけられるのだろうか。



この記事を書いた人

ライター 真崎|ブログ:「真崎ですよ」
フリーライターの真崎
 フリーライターの真崎です。
 真面目な取材記事からゆるめのコラム、旅エッセイまでわりといろいろ書きます。
 2016 年 6 月から沖縄の宜野湾市に住んでいます。
 得意な沖縄料理はゴーヤチャンプル、それ以外は作れません。





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この記事へのコメント
どう慰めていいかわからないのでとりあえず物件探しがんばってください。


いいところみつかるといいですね。

遠いと田舎でいいですが那覇からとおくなるし、

自分がいいところってなかなかみつからないですよね。
Posted by すいか畑 at 2016年10月28日 21:40
>すいか畑 さん

コメントありがとうございます!
てぃーだニュース編集部です。

そうですねー、いい物件が見つかるといいですね!
物件が見つかったら報告すると思います^^
Posted by てぃーだニュース編集部 at 2016年11月03日 09:50
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