【沖縄の怖い話】意味が分かると怖い!?第三話「洋館の人影」
今日は、13日の金曜日。
てぃーだ読者の皆様、いかがお過ごしでしょうか?
曇り空に雨模様な空の下、じめっとした暑さとどんよりした天気にピッタリなお話しをお届け。
そうです、「沖縄の怖い話」のお時間です。
さてさて!てぃーだニュース読者の皆様から大募集中の『沖縄の怖い話』、早くも第三弾でございます。
まだまだ募集してますよ~!
■「あなたの体験した怖い話」募集要項はこちら⇒http://tidanews.ti-da.net/e8616908.html
◇第一話「チェリー柄のワンピース」http://tidanews.ti-da.net/e8625397.html
◇第二話「古ぼけた人形と見知らぬおばさん」http://tidanews.ti-da.net/e8643263.html
それではお待たせしました。
てぃーだニュース沖縄の怖い話第三話をお届け致します。
第三話は、意味が分かると怖いお話となっております。
「洋館の人影」(いちかさんより)
うちの母が体験した話です。
母が20代の頃、当時付き合っていた彼氏と夜中のドライブデートをしていました。
その帰宅途中、少し仮眠を取りたいと彼が言ったので近場の海辺に車を停めました。
彼はシートを倒し、すぐにウトウトし始めましたが、母の方は眠くもないのでしばらくボーッとしていたそうです。
その時はヘッドライトをつけていたので、割と視界は明るく、母はボーッとしていた視線の先に洋館があることに気づきました。
洋館を眺めていると、二階の窓に映る人影のようなものに気がつきました。
確かめようと車内からじっと観察し、家族らしき男女と子ども4人が窓際に立っているように見えたそうです。今でも母は、その家族の服装をはっきりと思い出せます。
そして、母は隣で寝ている彼を起こし、
「たぶんだけど、夜逃げしている家族がこっち見てるよ。どぅーぐるしーからもう帰ってあげよう?」
と言ったそうです。
その時母は、古びて人の住めないような洋館に、何らかの事情で夜逃げした家族が人目につかないここに身を寄せあっているのだと、短時間で妄想したようです。
起きた彼の方はというと、そんなもの見えんかったけどなぁとぼそぼそ言いながら車を発進させたそうです。
そして、その洋館をあとにする母は不思議に思ったそうです。
「どうして窓際に一列に並んでずっと海を眺めていたのだろう?…こんな暗い夜中に」
沖縄の怖い話第三話「洋館の人影」いかがでしたか。
洋館の窓に映る4人の人影。果たして、この影は本当に"人"だったのでしょうか。はたまたこの世に存在しないものなのか―――
真相は謎のままですが、人影を目撃したのは母だけで、彼には"何も見えなかった"ということだけは確かです。
皆様、夜中のドライブ中にもし洋館を見つけたらご注意を。人ではない何かが、窓際からこちらを見ているかもしれませんよ。
今までの怖い話はこちら!
◇第一話「チェリー柄のワンピース」http://tidanews.ti-da.net/e8625397.html
◇第二話「古ぼけた人形と見知らぬおばさん」http://tidanews.ti-da.net/e8643263.html
あなたの恐怖体験、まだまだ募集中!
※投稿頂いた怖い話については、スタッフが選定後に掲載させていただきます。
また、読みやすいように文章を訂正させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。