沖縄 鬼ムーチー(カムーチー)と呼ばれる本当の由来知ってましたか?!
コンバンハ☆
介護の仕事をしてて、感じたこと。
「私って方言出来ないし、沖縄のこと何にもわかんない。」
介護スタート時の私。
方言わからなくて、バアチャン、ジイチャンとの会話がたどたどしい(^_^;)何喋ってるのか?全くわからなかった。
まずは、方言を理解したい!!!と思う気持ちから、図書館通いが始まった
この時は、方言に関する本が市販で中々無くて、図書館にかなり頼って、通販でも購入しましたよ!

介護の仕事をしてて、感じたこと。
「私って方言出来ないし、沖縄のこと何にもわかんない。」
介護スタート時の私。
方言わからなくて、バアチャン、ジイチャンとの会話がたどたどしい(^_^;)何喋ってるのか?全くわからなかった。
まずは、方言を理解したい!!!と思う気持ちから、図書館通いが始まった

この時は、方言に関する本が市販で中々無くて、図書館にかなり頼って、通販でも購入しましたよ!

(;´∀`)迷って、こういうのを購入(笑)
何とか方言話せるようになって、実践と直接的な学びで方言力つけました☆
(*≧∀≦*)
その後、バアチャン達と接してて、年中行事の話がチョコチョコ出てくるもんだから、年中行事のルーツに興味を持った!
まずは・・「ムーチー」
ムーチーの由来って知ってます?結構悲しい物語。
ムーチーは、別名「鬼ムーチー」とか「力ムーチー」とかって呼ばれてたりします。聞いたことあります?
5歳児までの子供がいる家庭では、力ムーチーといって、大きく硬めのムーチーを年齢の数だけ入り口に飾ります。
これは、誰でも知ってますよね?
その由来は、昔々のある兄弟の話から始まります・・
昔々、あるきょうだいがいました。
お兄ちゃんと妹の二人のきょうだい。
両親が早くに死んだため、妹は、家事と畑仕事を中心に、お兄ちゃんは、山で狩猟をして、きょうだい仲良く暮らしていました。
ある日、お兄ちゃんは狩りがうまくいかない日々が続き、
「少し先の山まで行ってみる!」
と言って出かけました。
しかし、いつになっても帰ってきません。
「お兄ちゃん、道に迷ったのかな?心配だわ」
と妹は、不安を抱えながら暮らしていました。すると、ある日、自分の部落にある噂が流れてきました。
「向こうの山に鬼が出る。小さな子供が何人か捕まって食べられた!」
とヒドイ噂が流れてきました。
でもこの噂を聞いた妹は、ドキッとして
(もしかしたらお兄ちゃんじゃないかしら?)
とココロの中で、嫌な予感がよぎりました。ソレからと言うもの、心配で眠れない日々が続き、あまりに気になったので、噂のある山へ行ってみることにしました。
山についたものの、そう簡単には見つかりません。何日歩いたでしょう・・疲れて、山のふもとで休んでいると、村の子供が山で遊んでいるのが見えました。
疲れて、ボーッと見ていると子供達の叫び声が聞こえ逃げ回るのが見えました。
(どうしたんだろう・・)
逃げ回る子供達。
その後ろからきたモノは!!!!!
「お兄ちゃん!!!」
ボサボサの髪の毛、走り回って追いかけてる姿はまるで鬼のよう・・
「あぁ・・お兄ちゃん、どうして?そんな風に変わり果ててしまったの?」
妹は、悲しくて悲しくて、家に帰っても眠れませんでした。
(私が何とかしなくちゃ、お兄ちゃんをこのままにしておけない!)
そう思った妹は、お兄ちゃんの大好きなお餅をたくさん作り、鬼のようになったお兄ちゃんを助けるため、ある計画を考えました。
お餅をたくさん作り、妹は、またお兄ちゃんのいる山へ行きました。そして、お兄ちゃんを見かけた山の道にお餅を並べて行きました。
「さぁお兄ちゃんの大好きなお餅だよ、たくさんお食べ?」
山道にたくさんたくさんお餅を並べて行きました。最後は少し硬めのお餅。簡単には噛めないように、力をいれないと食べれないように作りました。お餅を全部並べて、妹は、お兄ちゃんを待ちました。
待っていると、餅を食べながら、鬼の形相したお兄ちゃんがやってきました。
「これで最後か・・」
お兄ちゃんは、ブツブツ言いながら、最後の餅を拾い、その場に座って食べ始め
ました。最後の餅になったとき
「これは硬い!うまいが硬いな?」
と一生懸命食べていました。
その瞬間、妹は、藪から出てきて、お兄ちゃんをその場から突き落としました。
最後の餅は崖の上に置いてあったのです。
お兄ちゃんは、崖から落ちて死んでしまいました。
「お兄ちゃんゴメンね」
鬼になってしまった兄を忍びなく思い、村の子供を守る意味もあって、家族である妹は、自分の手で終わらせようと計画したのでした。
そのあとから、この日に鬼にさらわれないように、小さい子供がいる家では、大きく硬めの餅を作り、子供を守る風習が生まれたとさ。
本当に淋しい物語。
ムーチーの意味わかりました?
意味を知ると、年中行事の重さが受け止め方が変わりませんか?もっと沖縄のコトに興味が出ませんか?
私が知ってる沖縄のお話書いていきますね?
次回は「3月3日の浜下り」のお話書こう♪
長文になりましたが、楽しんでくれたら幸いです
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
感謝です
現役介護福祉士&ヒプノセラピストのmikaでした。
(* ̄∇ ̄)ノ
・☆現役介護福祉士のヒプノセラピーROOM めぃしゃん☆より転載・編集
何とか方言話せるようになって、実践と直接的な学びで方言力つけました☆
(*≧∀≦*)
その後、バアチャン達と接してて、年中行事の話がチョコチョコ出てくるもんだから、年中行事のルーツに興味を持った!
まずは・・「ムーチー」
ムーチーの由来って知ってます?結構悲しい物語。
ムーチーは、別名「鬼ムーチー」とか「力ムーチー」とかって呼ばれてたりします。聞いたことあります?
5歳児までの子供がいる家庭では、力ムーチーといって、大きく硬めのムーチーを年齢の数だけ入り口に飾ります。
これは、誰でも知ってますよね?
その由来は、昔々のある兄弟の話から始まります・・
昔々、あるきょうだいがいました。
お兄ちゃんと妹の二人のきょうだい。
両親が早くに死んだため、妹は、家事と畑仕事を中心に、お兄ちゃんは、山で狩猟をして、きょうだい仲良く暮らしていました。
ある日、お兄ちゃんは狩りがうまくいかない日々が続き、
「少し先の山まで行ってみる!」
と言って出かけました。
しかし、いつになっても帰ってきません。
「お兄ちゃん、道に迷ったのかな?心配だわ」
と妹は、不安を抱えながら暮らしていました。すると、ある日、自分の部落にある噂が流れてきました。
「向こうの山に鬼が出る。小さな子供が何人か捕まって食べられた!」
とヒドイ噂が流れてきました。
でもこの噂を聞いた妹は、ドキッとして
(もしかしたらお兄ちゃんじゃないかしら?)
とココロの中で、嫌な予感がよぎりました。ソレからと言うもの、心配で眠れない日々が続き、あまりに気になったので、噂のある山へ行ってみることにしました。
山についたものの、そう簡単には見つかりません。何日歩いたでしょう・・疲れて、山のふもとで休んでいると、村の子供が山で遊んでいるのが見えました。
疲れて、ボーッと見ていると子供達の叫び声が聞こえ逃げ回るのが見えました。
(どうしたんだろう・・)
逃げ回る子供達。
その後ろからきたモノは!!!!!
「お兄ちゃん!!!」
ボサボサの髪の毛、走り回って追いかけてる姿はまるで鬼のよう・・
「あぁ・・お兄ちゃん、どうして?そんな風に変わり果ててしまったの?」
妹は、悲しくて悲しくて、家に帰っても眠れませんでした。
(私が何とかしなくちゃ、お兄ちゃんをこのままにしておけない!)
そう思った妹は、お兄ちゃんの大好きなお餅をたくさん作り、鬼のようになったお兄ちゃんを助けるため、ある計画を考えました。
お餅をたくさん作り、妹は、またお兄ちゃんのいる山へ行きました。そして、お兄ちゃんを見かけた山の道にお餅を並べて行きました。
「さぁお兄ちゃんの大好きなお餅だよ、たくさんお食べ?」
山道にたくさんたくさんお餅を並べて行きました。最後は少し硬めのお餅。簡単には噛めないように、力をいれないと食べれないように作りました。お餅を全部並べて、妹は、お兄ちゃんを待ちました。
待っていると、餅を食べながら、鬼の形相したお兄ちゃんがやってきました。
「これで最後か・・」
お兄ちゃんは、ブツブツ言いながら、最後の餅を拾い、その場に座って食べ始め
ました。最後の餅になったとき
「これは硬い!うまいが硬いな?」
と一生懸命食べていました。
その瞬間、妹は、藪から出てきて、お兄ちゃんをその場から突き落としました。
最後の餅は崖の上に置いてあったのです。
お兄ちゃんは、崖から落ちて死んでしまいました。
「お兄ちゃんゴメンね」
鬼になってしまった兄を忍びなく思い、村の子供を守る意味もあって、家族である妹は、自分の手で終わらせようと計画したのでした。
そのあとから、この日に鬼にさらわれないように、小さい子供がいる家では、大きく硬めの餅を作り、子供を守る風習が生まれたとさ。
本当に淋しい物語。
ムーチーの意味わかりました?
意味を知ると、年中行事の重さが受け止め方が変わりませんか?もっと沖縄のコトに興味が出ませんか?

次回は「3月3日の浜下り」のお話書こう♪
長文になりましたが、楽しんでくれたら幸いです


感謝です

現役介護福祉士&ヒプノセラピストのmikaでした。
(* ̄∇ ̄)ノ
・☆現役介護福祉士のヒプノセラピーROOM めぃしゃん☆より転載・編集